身体を柔らかくする!とは
トレーナーの石原幸洋です!
昨日は、第1週・3週目に開催している、南行徳での体操クラブの日でした!
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こんなスタジオで開催しております!!
前回実施した体力診断テストの結果を頭に入れながら、よりしなやかに、健康に、いつまでも動きやすい身体づくりを進めています。
今回は、「あぐらで座れるようになりたい!」というご要望があり、それを実現するためのトレーニングをテーマにしてみました。
理由は、精神科医が広めている、僧侶の瞑想を活用した健康法があるそうで、その基本姿勢として『結跏趺坐(けっかふざ)』という座り方があるそうです。
お医者様が、僧侶の修業を積み、医療と組み合わせておられる、という画期的な方法を編み出されていることにも驚きました...
(副交感神経と交感神経のコントロールをできること、そのために呼吸をうまく操れることは、非常に大切なので、私もトレーニングに取り入れています!)
そしてこの座り方、股関節や足首の柔軟性が求められる、意外と難しい座り方なんです...
理由は、股関節(特に右足)の柔らかさが足りないことが最大の原因でした。
よく「股関節が硬いんです」というお悩みを、アスリートに限らず一般の方からもお受けすることが多いのですが、
股関節を柔らかくするための方法をご存じでない方が多いのが実際のところです。
「ストレッチすればいいのでは??」
という発想、それも素晴らしいアイデアでもあり、柔軟性の向上には欠かせない手段の一つなんですが...
実は、身体を柔らかくするためにはストレッチだけでは不十分なんです。
理由は、ストレッチやマッサージをして柔らかくした筋肉は、そのままだと元に戻りやすいから。
です。
どういうことかといいますと...
ある特定の筋肉が硬くなりやすいのは、その部分を柔らかく使えるための筋力も低下していることが多いのです。
約400個ほどの骨格筋が全身に張り巡らされていて、すべての筋肉が薄ーい膜でつながっています。
それらが精密にうま~く働くことで、約200個ある骨をコントロールし、身体が動いています。
ある特定の筋肉が硬くなっているということは、その筋肉たちのつながりに、どこかしらにエラーが生じている可能性が高く、バランスも崩れている可能性が高いのです。
その、バランスが崩れたまま動き続けていると...
使える筋肉は使い過ぎになり、
使えていない筋肉は使わなすぎになり、
結果的に、どんどんバランスは崩れ、一か所に負荷が集中してしまいやすくなっているのです...
ということは、「股関節を柔らかくする!」為には、硬くなった原因を探り、股関節自体の柔軟性を高めながらも、身体中の連動のエラーを見つけて、改善策を施していかなければなりません。
その解決手段として、ストレッチやマッサージ、だけではなく、
必要な部位の筋力アップも欠かせないんですね。
そんなことをお話ししながら、あぐらで座れない原因であった、右の股関節の柔軟性を取り戻すためのプログラムを実施しました。
結果、両足の開き具合が同じ程度に揃い、
股関節は少し柔らかくなって、あぐらに近づきました!
あとはちょっとずつの継続で、この即効性を日常化していくのみですね!
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